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2008年11月29日 (土)

エオリアン・ハープ

先日、このブログに書きました小学2年生女の子お二人のレッスン。

お一人が月曜のレッスンに来られ、部屋に入ってくるなり、

「せんせーい、新しい曲、一週間で暗譜してきたよーsign03

と目をキラキラさせながら走ってきましたdash

「うわあ、すごいねえsign03先生に聞かせてsign03

私は、その曲について、まだ何も教えていないのですが、自分できちんと「ここはこう弾きたい!!」「ここはこうかな」と考えながら、曲をカタチにし、表現して弾いてくれました。

「わあ、綺麗に弾けたね!!自分でどんな曲か考えて、表現できるようになったねheart04

本当にびっくりしました。

もうお一人の生徒さんは今日、レッスンに来られて、やはり一週間で暗譜をし、彼女も彼女らしい自分の考えをきちんともって、曲をカタチにして表現して弾いてきてくれました。

お二人は、幼稚園の時からずっと仲良しさんheart02 二人で連弾も発表会で弾くのですが、普段、遊ぶお約束をした時も、発表会で弾くソロの曲を弾き合いっこしたり、連弾を一緒に弾いて、楽しんでくれているようです。

実は、先日、コンクール後、ブログにあのように書いてはいても、その後も、「幼い年齢の子どもに、コンクールを受けてもらってよかったのか」と、考えていたところもありました。でも、「いやいや、指導する私が迷っていてはいけない。まっすぐな気持ちで生徒さん達と接しなければ…」と、思っていたところでした。コンクール前に、私がひそかにもくろんでいたのは、生徒さん達に、「自信を持って弾けるようになってほしい」、という思いでした。それが、達成できたので、本当にほんとうに嬉しかったです。「努力して練習した後に、自分で、段々思うように弾けるようになっていく喜びを感じてくれてるんだなあ。よかったー」と、安心しました。

小学4年生の男の子、発表会でソロで弾く曲、

「気になるところがあったら、楽譜に自分で書き込んでもいい?」

と、今週のレッスンで私に質問をしてきました。

「もちろんheart01 どんどん書き込んで!!」

小学2年生の女の子、先ほど書きました、仲良しさん二人とは別の生徒さん達で、もう一組の仲良しさん二人、彼女たちも二人で連弾するのですが、連弾のレッスン中、「きゃっ、きゃっ」と声を上げて笑いながら弾いていて、レッスン室が生徒さん達の笑い声でいっぱいになる時、又、成長していく姿を見て、

「よかった」「あー、嬉しいな。幸せだな」

と思う瞬間が多かった、この一週間でした。みんな、ありがとね。とっても嬉しいよheart04

「ここは腕の重みをかけていって弾くと、こんな響きになるのよ」「ここは指だけで軽く」「少し指のお腹あたりで弾くと、丸い音になって綺麗よ」「体重を、腰をしっかりどっしりとさせて、こうかけていくのよ」などと、私の手首、腕を持ってもらったり、腰に手をあててもらったりして、弾いてみせて感じてもらいながらレッスンしているのですが、今日来られた、小学2年生の生徒さんのレッスンで、弾き方の例として、「例えば、こんな曲でね」とショパンの「エオリアン・ハープ」という練習曲を少し弾いてみました。「小指はメロディー、歌のところだから音を響かせて歌うの。でも、それ以外の指は歌の邪魔をしちゃうといけないから、指を少しねかせて音を弱くしてこうやって弾くのよ」と、同じ右手の中で違う音色をつくる事を、言ってみました。「エオリアン・ハープ」を聞いた生徒さんは、…ニター( ̄ー ̄)ニヤリ この曲が気に入った様子。smile

「先生ね、小学6年生の時に、この曲を初めて聴いたの。先生の先生のリサイタルでね。そして、すっごく感激して、その夜、頭の中でこの曲がぐるぐるまわっていたのよ。『世の中に、こんなに綺麗な曲があるんだなあ』って…。それまで、好きっていう気持ちだけでピアノを弾いてたんだけど、『私も先生みたいなピアニストになりたい!!』ってその時、思ったのよ。この曲、早く弾けるようになるといいねshine

と話してみました。生徒さんに話しながら、当時の自分の事を思い出し…家にも祖母が贈ってくれたピアノ名曲全集や世界の音楽などのレコードは家にあって聴いていたのですが…その年のクリスマスプレゼントに、自分からねだって父に買ってもらった初めてのクラシックのレコードが、アシュケナージさん演奏のショパンの「24の練習曲」でした。そんな懐かしい思い出もよみがえったこの一週間でした。

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2008年11月28日 (金)

濃く

「濃く、生きたいなあ」

ふと、昨日、今日と思いましたconfident

以前、このブログにも書いた事があったと思うのですが、弾いてみたい曲、してみたい事は数えきれず(それは音楽だけに限られた事ではなく、音楽以外の事もなのですが)、この一生で演奏する曲とはご縁があるのではないかなあ、と思うのです。ソロ、ピアノデュオ、室内楽、伴奏と合わせると未知数、人生一度では、全てしたい事をしつくすのは、まずもって無理。正に、時間は長くない、時間はそんなにない。人生、もしも…もしも…百年、生きる事が出来たとしても、何歳までピアノが弾けるのか分からないし…でも、出来るならば死ぬ寸前まで、弾いていたい。

…と考え出すと、一日いちにちを濃く生きられたら、と…。

「どのように人生を生きたいのか」

フィギュアスケート 井上怜奈選手がペアを組んでいるジョン・ボールドウィン選手から「氷上のプロポーズ」を受けた時の映像、井上選手の「Yes」と涙ぐみながら言う姿、それまでの井上選手の歩んでこられた道をTVで見て、胸が熱くなりながら、ふとそんな事を思いました。

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2008年11月22日 (土)

音の翼

風邪をひいてしまい、今、ガラガラ声ですwobbly 連休があけたら、病院へ行ってお薬をもらわなくちゃsweat01

コンサート欄の門下生発表会、詳細をupしましたnote(→)

みんな、一生懸命、準備に励んでいます。私もちょこっとだけ弾きます。

もしよろしかったら是非、生徒さん達の演奏を聴きにいらして下さいsign03

「Tonflügel クリスマスピアノコンサート」、Tonflügelの“Ton”は、ドイツ語で「音」、“Flügel”とは「翼」、又、「グランドピアノ」の両方の意味を表す言葉です。この2つの言葉をくっつけて、「音の翼」sign03 音の翼、すなわち、ご出演されます生徒さん達が、ピアノを弾く…音楽する喜び、楽しみを翼として羽ばたいてほしい、そんな願いを込めて、会の名前をつけました。

段々、仕上がってくる曲を弾いていて、生徒さん達のニコニコした表情を見ると、本当に嬉しくなります。

選曲は、生徒さんそれぞれの好みや、長所を引き出し、又、学んでほしい事が含まれた曲を選びました。生徒さんの前で、何曲か候補曲を私が弾いてみて、ご本人が「これがいいnotes」と言った曲です。一人ひとり、弾く曲の曲想に大きな違いがあります。かっちりとした構成の曲が好きな子、低音域が多く、短調で激しい曲が好きな子、リズミックで楽しい曲が好きな子、しっとりと歌い上げるような曲が好きな子heart04 一人、ひとりその子らしさが出ている演奏になってきていて、私も指導、頑張らなきゃ、と毎日、励んでおります。大人の生徒さんも、凄く頑張っておられて、お家での家事、外でのお仕事、子育てをしながら、もし私だったらこんなにできるかな、と思うほどです。

楽しそうに、嬉しそうにピアノを弾かれる生徒さん達の姿は、私にとって大きなおおきな喜びですheart04

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2008年11月20日 (木)

打ち合わせ

今日は、12月21日(日)の自宅レッスン生徒さんの発表会の打ち合わせに、SAYAKAホールへ行ってきましたnotes

みんなの演奏中の写真を撮って頂くのに、写真屋さんにも来て頂けるよう、予約を入れましたgood

プログラムの作成が済み、全体の時間、又、構成も考えたので、後は、今週末はプログラム印刷、各ご家庭にお渡しするお手紙、写真の申し込み用紙作成、経費の計算をしなきゃ。初めての門下生発表会、わくわくしながら作業していますheart02

本番まで、後一ヶ月となりました。レッスンも第1部の独奏の部、第2部の連弾・6手連弾・ファミリーアンサンブルの部と両方のレッスンが追い込みに入りました。

ご出演されますみんながキラキラ輝いて、生徒さん達、ご家族の皆様にとって、思い出に残る楽しいコンサートになりますよう、先生も精一杯、頑張りますぞいwink

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2008年11月18日 (火)

最近、痛感…その1

昨日は、中学時代からの20年来の親友とランチへshinerestaurant

ランチに行く前の私たちの会話。

私、「最近さあ、思うねんけど、前みたいにたくさん食べられへんようになってきたなあ」

「うんうん、思う思う…」

「疲れは腰に来るようになったしなあ…」

「それって、やっぱりトシやでgawk

「せやんなあ、やっぱり…sweat02

30代前半までは、結構、バイキングでランチしたりしてたけど、ここ最近痛感するのは、食べる量も勢いにのって…は出来なくなった。 普通に一人前で、お腹いっぱい。

…って、それがもともと、普通なんかなあcoldsweats01

疲れもその日には出ない。大抵、次の日に出てくるようになった。

あ~、懐かしや、20代。心は、ワタシ、20代なのだが…。

いやいや、魅力ある女性を目指して、これからだpunch

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2008年11月16日 (日)

おめでとう☆

この秋は、自宅レッスンの生徒さんで、小学2年生の女の子二人がコンクールに出場し、二人とも入賞shine無事、予選を通過し、地区本選に進むことになりました。

本当に、よく頑張ったねsign03 おめでとうsign03

本番までの最後の2週間は、3日ごとのレッスンという追い込みになりましたが、よくついてきてくれたなあ、と本当に彼女たちの頑張り、小さな胸に秘めたピアノへの思いに、本番が終わった後、熱いものがこみ上げてきました。二人とも、ドキドキしていたであろうに、表情豊かに、いつものレッスン通りに弾け、本人たちも本番後、自分の演奏に満足している様子を見て「よかった!!」と結果の事よりも、その事が私は本当に嬉しかったです。

まだ幼い小学校低学年でコンクールなんて…と思われる方もおられるかもしれません。

しかし二人に、今、この年齢の時に経験によって身に付けておいてほしい事がありました。

それは…

*結果に関わらず、一つの目標に向けて努力することの尊さを知ってほしい。

*「ミスのない演奏」が「聴いて下さる方々の心をつかむ演奏」につながるとは限らない。むしろ少しぐらいのミスをしても、表現力豊かに、二人がそれぞれ、曲についてイメージしている事を表現できるかどうかが大切である、ということ。

*同年齢の、他の出場者の子供さん達の演奏をたくさん聴くことによって、刺激を受けてほしい。同じ課題曲であっても、様々な表現方法があることを感じてほしい。

これらの事を、経験によってつかんでほしく、今回、二人にコンクールを勧めてみました。二人共、ピアノが好きな様子、その思いが普段のレッスン中も音色となって表れている子たちです。

「こんなコンクールがあるんだけど、受けてみる?いやだったら、受けなくてもいいんやよ。」

「受けてみる!!」

お母様方ともその時、お話をして、チャレンジする事にしました。出場するにあたって、私が何度も繰り返しレッスンの中で話した事は、「精一杯、頑張って練習したら、後の結果は審査員の先生方が決められる事。あなた達が一生懸命練習して、自分の思うように本番で弾けたら、それでもう十分よ!!その後、結果がもしよかったら、ラッキーね」ということでした。

本人たちの負担にならない、楽しんで臨めるコンクールを選択し、そして、決して、コンクールの課題曲だけに偏らず、いつもと変わらず、テクニックを育てる教材、来月発表会で弾く曲と、いつも通りに近いレッスンをする事、又、お家でもそのように練習してもらう事を心がけました。

審査員の先生方の講評も頂け、それは、生徒さん達だけにあてられたものではなく、私の指導に向けられたアドヴァイスであり…自分が頂いた講評のように思いました。

私自身も、今回、生徒さん達のそれぞれの性格、長所、短所など全てを知った上で、どのようにお家で練習をしてもらい、本番までの2ヶ月の時間を使って、本番に一番良い状態、ピークを持ってこられるよう、どのようにレッスンをしたらよいのか。共に指導者として励み、本当に勉強になりました。

又、地区本選に向けて、一緒に頑張ろうねhappy01

しっかし…

自分が弾く時より、生徒さん達の演奏を聴いている時の方がドキドキしたわ~heart01

演奏が無事終わった時、お母様達と「終わったー!!」と思わずハモッてしまいました…coldsweats01

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2008年11月 7日 (金)

方言

突然ですが…

方言が好きですheart04

私自身も大阪弁で話すのが好きやし、他府県の方言で話されているのを聞くのも、とても好きhappy02 も一つ言うと、外国語の国や街によって違うなまり、方言も好きです。その土地の香り、その土地に住んでおられる人の誇り、思いが方言を通して感じられる気がして…。

イタリアのナポリの訛りと大阪弁の訛りは似ていると、ナポリの人に聞いたことがありますconfident ほんまかな?

私は大阪生まれの大阪育ちですが、父は九州出身、父方の祖母も九州の方言で話していました。

東京で生活し始めた頃、自分では全く意識していなかったのですが

「いつはちゃんって、東京の人?」

と、聞かれる事が何回かありました。

「え?なんで?大阪出身よ~。」

「だって、全然、なまりが出ないし、てっきり東京の人かと思ってたわ。」

えっ、そうなん? 言われてびっくりsign02 

自分らしくないのはいやだったので、東京で暮らし始めてからも、意識して東京弁を使っていたわけではなく…わざと大阪弁でしゃべるのをやめていた訳でもなく…ごくごく自然に普通に会話をしていたのですが、影響されやすい性格の私は、関東出身の友人と話している時は、東京弁になっていたみたいです。。。

下宿で友人とお茶を飲みながら話している最中に、母から電話、その瞬間、コロッと大阪弁に戻る様子を友人に指摘されて、自分でもおかしかったです。そして、九州出身の友人と話している時は、ちょっと九州の方言にも影響されて、私のしゃべりのイントネーションは、大阪弁+東京弁+ちょこっと九州のなまりの「私、どこ出身やねんimpact」状態に…。自分でも、不思議な現象でした…sweat02

ウィーンに留学中は、南ドイツ出身の師匠だったので、ウィーン訛りにはならずに(多分、なってなかったと思う…)、でも、時々、好んで使っていました。ウィーン訛りの言葉を、wienerisch(ヴィーネリッシュ)といい、ウィーンでしか使われない言葉、オーストリアでしか使われない言葉、南ドイツからオーストリアでしか使われない言葉も、沢山あります。例えば、ドイツ南部、オーストリアで、親しい人同士の挨拶で使われる言葉に「Servussign03」(ゼルヴス)というのがあります。意味は、「やあ」「ハロー」そして「またね」「さよなら」。会った時にも別れる時にも両方に使う言葉。同じドイツ南部、オーストリアの挨拶の言葉、「Grüß Gottsign03」(グリュス ゴット Grußは『挨拶』の意。Gottは英語と同じで『神』の意。)、これは「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」の意味で…朝・昼・晩いつでも使える言葉。「Guten Tagsign03」というより、何となくこの言葉が好きで、周りもみんな使っているし、私もいつもこの言葉で挨拶していましたnote

今日は、TVで「ケンミンショー」という番組をチラッと見て、そんな事を、ふと思い出しましたhappy01

では、Servussign03

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2008年11月 6日 (木)

公開レッスン

先日、秋篠音楽堂で開催されました、シプリアン・カツァリスさんの公開レッスンを聴講しました。

世界的な名ピアニストのレッスン、ホールはたくさんの先生方、お母様と子どもさんが来られていて、私もわくわくしながら伺いました。

とても素晴らしかったですheart04

曲目は、メンデルスゾーン「厳格なる変奏曲 Op.54」、リスト「3つの演奏会用練習曲」より「軽やかさ」、シューベルト「ピアノソナタ変ロ長調 D.960」、バッハ「トッカータ ハ短調 BWV.911」

どの曲も大好きな曲で、メンデルスゾーンとリストは弾いた事があり、想い出が一杯詰まった曲。。。

「こういった音色を出すには、こうやって体の重心をかけてね…」と自ら弾かれて示されたり、練習方法、時代背景、曲が書かれた時の作曲家の状況におけるまで、本当に勉強になりました。

温かなお人柄がひしひしと伝わってきて、心がぽっかぽか。

幸せな気持ちになった一日でしたshine

カツァリスさんがおっしゃっておられた練習方法は、早速、自宅レッスンで取り入れて教えてますっflair

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2008年11月 5日 (水)

ひゃあー!!

ひゃあーsweat01

もう11月になってしまいましたdash

今年も後、2ヶ月弱…coldsweats02

この2ヶ月で…今年中にしたい事がこなせるかなあclock

いや、頑張るぞpunch

ここ最近、ソロの方は、12年前に勉強した曲を引っ張り出してきて、弾いてますnote 干支でいうと、一回り前。。。あの頃は、若かった。。。20代前半は、なんだか勢いで突っ走っていた気がするなあ。

音楽的に難しくてめちゃくちゃ悩み、そして、喜びも与えてくれた曲…。

12年前とどう変化しているかなあ。自分の事なのですが、ちょっと ドキドキしていますcatface

ああ、「少年老い易く、学成り難し」やなあ、私…。

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