もうすぐ節分ですね。
皆様、いかがお過ごしでいらっしゃいますでしょうか。
遅くなってしまいましたが、本年もどうぞよろしくお願い致します。
昨年上半期は色々と思い悩む事が多く、正直に申しますと、心が折れてしまった時期もありました。。。
でも、家族、先生方、多くの友人に助けられ励まされて、こんな事をしていてはいけない、前に進もう!!と、再び歩き出す事が出来ました。
昨年下半期は、夏と年末に二回の高校同窓会、秋に東京へ上京し、恩師 角野怜子先生とウィーンフィルのヴァイオリニスト エーリッヒ・シャゲールさんのデュオリサイタルに伺いました。恩師の先生方、たくさんの学生時代のお友達との再会、そして多くの新しい出会いに恵まれ、本当に…本当に一杯、元気を頂きました!!
2014年になって一ヶ月が経とうとしていますが、私の悩みは、少しずつですが好転し始めているような気がしています。
支えてくれる家族、友人、諸先輩方のお蔭と心から感謝致しております。
本当に有り難うございます。
様々な可能性を追求し、又、様々な道を探求しながら、今年もピアノと共に、演奏に指導に精進して参りたいと思っております。
どうぞよろしくお願い致します。
昨年は夏以降、素晴らしい声楽家の方々と共演させて頂きました。
10月には地元のさやま芸術祭にて、声楽家 ソプラノ歌手山田裕子さんの伴奏をさせて頂きました。会場は大阪狭山市文化会館SAYAKA小ホール、平日のコンサートでしたのに、多くのお客様がお越し下さいました。有り難うございました。
又、8月と12月のクリスマスの時期には、ヒルトンプラザイースト アトリウムコンサートにて、声楽家 ソプラノ歌手 四方典子さんの伴奏をさせて頂きました。
こちらは8月のステージ!
こちらは12月のステージの写真です!
12月末には、大阪狭山市文化会館SAYAKAホール コンベンションホールにて、生徒さん達の発表会を開催致しました。6回目となる発表会、無事に終える事ができました。
ご父兄の方々のレッスンへのご理解、ご協力が無ければ、ここまで来る事が出来ませんでした。いつも本当に有り難うございます。
可愛い生徒さん達から、逆にたくさんの元気とパワーを、いつも頂いております。
写真は第2部の生徒さん同士、又、ご姉妹、ご兄弟での「連弾の部」での一枚です!
多くの方々のお蔭で、今の私があります。
私も、音楽でできるだけ多くの方々のお力になれますよう、これからも励んで参りたいと思っております。
昨日はバタバタしていて、日記の投稿が、一日遅れてしまいました。
先日、16日の日曜日に「ムジークフェストなら2013」内で開催されました公演、「愛の現象 ピアノ×舞踏×写真」を桐朋短大時代のお友達と鑑賞してきました。
会場は、ならまちセンター市民ホール。
ピアノは、今年初めに「音楽の祭日」新年会で出会い、お友達になりましたピアニストの東 桂子さん(ひがし けいこさん)、舞踏は、舞踏家の田中 誠司さん(たなか せいじさん)、写真は写真家の水島 優さん(みずしま まさるさん)。
ピアノと絵のコラボレーションは、実は私自身も演奏させて頂いた事があるのですが、ピアノ、写真、そして前衛的な舞踏のコラボレーションを鑑賞するのは初めて!!
ワクワクドキドキしながら、伺いました。
会場は満席!!
観終わった後の感想を先に述べさせて頂きますと、それはもう、もう感動、感激でした。
三人の芸術家の表現が織り成す愛の世界、「愛の現象」…本当に素晴らしかったです。
これは悪魔で私の個人的な感想ですが…
第1部は、水島さんの写真と東さんのピアノ演奏。
水島さんが撮影されました、パリ中心を流れるセーヌ川の水面の様々な表情…脈々と流れていく幻想的、かつ神秘的な川の表情が舞台の前面に映し出され、ゆらゆらと流れていく…。
そしてその流れと共に、東さんのピアノ、ドビュッシー作曲 「前奏曲 第一巻」が順に全曲演奏されていきました。
そのピアノの音色は、正に香るように美しくて…。
ミステリアス、ファンタジックな「愛の現象」をそこに観たように、感じました。
第2部は、田中さんの前衛的な舞踏と東さんのピアノ演奏。
田中さんの舞踏に合わせて、東さんが様々な曲を演奏されました。最初は、ラヴェルから始まり、本当に様々な曲が…ワーグナー作曲(リスト編曲)の「トリスタンとイゾルデ」より「イゾルデの愛の死」、マーラーの交響曲のある楽章がピアノ編曲されたもの、ラフマニノフ、現代曲、そして、バッハ…。
その東さんの演奏に合わせて、田中さんが舞踏を踊られる。
二人のコラボレーションが生み出す「愛の現象」は、
思うようにならない愛、愛によってがんじがらめになり…
束縛され、しかし自由にもなり…
神の愛を求め、天を仰ぎ…
温かな愛に抱かれ…
愛の喜び、放棄してしまう愛…
子どもが持つ純粋な愛、親がもつ無償の愛…
男性的な愛、女性的な愛…
愛ゆえに孤独を感じ、生き、命を絶え…
彷徨い…
地獄から這い出てくるような…
照明が浮かび上がらせる田中さんの姿が舞台の壁に映り、影ができ、それが愛の持つ光と闇を表しているようで…
言葉では、もう表現しきれないような様々な愛の形、現象、感情…etc.を感じました。
三人の芸術家が表現する愛の現象は、織り重なり合い、一つになって、人間の愛の温かさ、豊かさ、苦しさ、辛さ、醜さ、ドロドロしたものまでもが、会場全体に放たれ、私たち鑑賞する側とも一つになっていました。
心をうたれ、涙が出そうになりました。
暫く、この余韻は私の中で続きそうです。
今も、深く続いています。
素晴らしい公演を友人と観る事が出来ました事に、心から感謝の気持ちで一杯です。
東さん、田中さん、水島さんの表現される「愛の現象」、そして違うテーマの公演がありましたら、又、足を運びたいと思いながら…
多くの刺激、エネルギーを公演から頂いて、帰途に着きました。
又しても、久々の更新になってしまいました。
このブログに、ご訪問頂いております皆様、本当に申し訳ありません。
遅くなってしまいましたが、3月末の声楽家 山田裕子さんとのジョイントリサイタル、又、4月末のヒルトンプラザイースト アトリウムコンサートでのソロのステージにお越し下さいました皆様、本当に有り難うございました。
感謝の気持ちで一杯です。
これからも精進して参りたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。
ところで私事なのですが、ここ2、3年程、辛い事や苦しい事が続いておりまして、ふさぎこんでおりましたが、家族や恩師、友人、多くの方々に励まされ、少しずつですが心の整理ができ始め、元気を取り戻しつつあります。
私などよりも、もっと大きな大変な苦難…悲しい事、苦しい事を抱えていらっしゃる方々もたくさんおられますのに、お恥ずかしい限りです。
恵まれた環境にいながら、私は何を辛がっているのだろう…、と思います。
今年後半は、素晴らしい声楽家の方々とコンサートで共演させて頂きます。
ソロの方は、新しいレパートリーを増やすべく取り組んでおります。
そして、お友達との室内楽も、来年春にコンサートを再開させて頂く予定です。
今年一杯は自らを見直し、ゆっくりですが一歩ずつ進んでいきながら、様々なものに触れ、心に感じ、支え励まして下さいます皆様に感謝しながら過ごしたいと思っております。
そして、お聴き下さいます方々に、楽しんで頂けます音楽をお届けできますように、又、経験したり感じたり致しました事を、全て音楽に昇華できますよう、努めて参りたいと思っております。
明日は、16日の日曜日に鑑賞致しました素晴らしい公演について、感動した事を書かせて頂こうと思っています。
五葉
☆3月31日(日)デザインKホール大阪☆
山田裕子&樋口五葉 ジョイントリサイタル
♪プログラム♪
第1部…ピアノソロ
1.モーツァルト作曲:「ああ、お母さん、あなたに申しましょう」による12の変奏曲
(きらきら星変奏曲)ハ長調 KV300e(265)
2.シューマン作曲:クライスレリアーナ 作品16
第2部…ソプラノ独唱(伴奏もさせて頂きました!)
1.サン=サーンス:うぐいすとバラ
2.アダン:きらきら星変奏曲
3.中田喜直作曲 岸田衿子作詞:『日本のおもちゃのうた』より
あねさまにんぎょう
海ほおずきと少年
おまつりはどこ
4.木下牧子作曲 岸田衿子作詞:竹とんぼに
木下牧子作曲 武鹿悦子作詞:うぐいす
木下牧子作曲 クリスティナ・ロゼッティ作詞 木島始訳詞:風を見たひと
木下牧子作曲 まど・みちお詩:おんがく
5.G.ヴェルディ:歌劇「椿姫」より「ああ、そはかの人か」
6.高田三郎作曲:高野喜久雄作詞:くちなし
アンコール
1.中田喜直作曲 金子みすゞ作詞:ほしとたんぽぽ
2.岡野貞一作曲 高野辰之作詞:故郷
☆4月21日(日)ヒルトンプラザイースト アトリウムコンサート☆
ピアノソロ
第1ステージ
シューマン:クライスレリアーナ 作品16
第2ステージ
1.ハイドン:ピアノ・ソナタ第38番 ヘ長調 より 第1楽章
2.ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 作品110 (全楽章)
(ヒルトンプラザイースト アトリウムコンサートでの、演奏中の写真を撮って下さいました!有り難うございました!!)
昨年末、発表会後に、保育園に通う小さな生徒さんのレッスンをしていた時の事です。
私 「○○ちゃん、発表会でとっても上手に弾けたね」
生徒さん 「うん」
ニコニコ笑顔の生徒さんです
生徒さん 「先生、あのね、発表会の3日前にピアノの神様が降りてきてん」
ええっ、ピアノの神様が…!!(゜ロ゜ノ)ノ
なるほど…。
んー、かわいいっ
私 「それはね、○○ちゃんが発表会前だけじゃなくて、いっつもよく練習しているから、ピアノの神様が○○ちゃんに降りてきてくれたんやよ」
生徒さん 「ふ~ん」
と、目をクリクリさせていた彼女なのでした。
ピアノの神様、降臨!!
うーん、いいなあ…
私にも降りてきてくれるよう、頑張ろう…。
新年、明けましておめでとうございます
今年も、どうぞよろしくお願い致します。
皆様にとりまして、素晴らしい一年になられますように…
そして、東日本の被災地の復旧、復興が進みますように…。
どんなお正月を、お過ごしになられましたでしょうか?
私は、家族揃って、穏やかな新しい年の幕開けを迎える事ができました。
その幸せを痛感しています
2013年もより一層、演奏に指導に精進して参りたいと思っています。
良い意味で私らしく
昨日から、お正月明けの自宅レッスンも開始しました
そして…今、新しい曲を勉強中です。
ずっとずっと弾きたいと思っていた、大好きな曲です
ぐゎんばるぞおー
五葉
ここ数日、寒いですね。。。
寒波が押し寄せてきているそうで、道理でお日様が出ているお昼間も冷える筈…。
こんな時こそ、熱いコンサートを聴いて、身も心も温まりませんか?
恩師 金澤佳代子先生がプロデュースされます「炎 ~ほむら 祈り~Ⅴ」が、今月22日土曜日に芦屋市民センター ルナ・ホールの大ホールで開催されます
開場:pm1:30 開演:pm2:00
2台ピアノの華麗なる競演
Program
バレエ組曲「くるみ割り人形」より /チャイコフスキー 作曲(エコノム編)
ピアノ協奏曲イ短調 より/グリーグ 作曲
オペラ「カルメン」よりハイライト/ビゼー 作曲
出演
ピアノ 金澤佳代子
ピアノ 本家 規代
ソプラノ 田中 郷子
テノール 竹内 直紀
バリトン 松澤 政也
フラメンコ 東仲 マヤ
バレエ 加藤 爽
バレエ 加藤 純香
ナレーション 一ノ瀬夏美
賛助出演:神戸山手女子高等学校音楽科有志
入場料:3,000円<税込/全席自由>
※未就学児童のご入場はご遠慮下さい。
『あなたの共感が、愛の炎となって、人々の心の暗闇を照らし出すことができる。』と、テーマが書かれましたチラシ、とても素敵で、前回と同じくスキャンしてこのブログに掲載させて頂こうと何度も試みたのですが…。
スキャンは問題なく出来たのですが、チラシを掲載するのにファイルの容量が重く、一度に載せられる容量がこのブログは1MGで、それをどう試みても超えてしまう為、ご案内とご紹介を載せさせて頂く形となりました。
チラシ表と裏をスキャンしたものを容量の関係で、ブログに載せられない為、チラシ裏面に掲載されておられます金澤先生の、コンサートに対する思いを是非、ご紹介させて頂きたく、引用させて頂きます。
「~炎 ほむら 祈り~Ⅴ」
命さえあれば、隣人と声を掛け合い、助け合いさえすれば何かが出来る。たとえ、一人一人の力が微力であっても、一人二人と手を取り合い、命の灯火が寄り添えば、その光は次第に大きくなり、いずれ愛の炎となって人々の心の暗闇を照らし出すことができる。痛みを共有し支えあう「愛の炎」こそ、これからの時代の生きる道しるべになるのであり、我々は愛の炎の狼煙(のろし)をあげ、勇気と希望を携え力強く歩んで行かねばなりません。
そんな思いで始めた“炎ほむら”も、いよいよ第5回目を“祈り”と題し、出演者並びに応援協力くださる沢山の方々の汗と涙の結晶を、A-Iプロジェクトへと繋げることを思い立ちました。クリスマスの近い12月22日、芦屋ルナホールから、痛みを分かち合う世界中の人々に向けて、祈りの光が発信されます。沢山のご来場をお待ちしております。
金澤佳代子
阪神・淡路大震災を経験され、乗り越えてこられた先生の言葉は、ずっしりと重く、又、深く私の心に響きました。
このコンサートの収益金は、東日本復興支援パートナーシップ A-Iプロジェクトを通して、東日本大震災の復興支援に活用されます。
「A」は芦屋、「I」は石巻のイニシャルだそうです。
You Tubeで「炎 ~ほむら 祈り~Ⅴ」で検索して頂きますと、コンサートのCMがご覧になれます とっても素敵ですよ
皆様、12月22日、芦屋ルナホールから祈りの光を、ご一緒に発信しませんか?
クリスマスが近くなり、街のイルミネーションが綺麗ですね
4月から8ヶ月も、ブログを更新していませんでした…。
いつもこのブログをお読み下さっておられます皆様、本当に申し訳ありませんでした。
今年の4月以降の事は、今年の回想記として又、書きたいと思います。
今日は先日16日、大阪狭山市文化会館 SAYAKA小ホールにて開催致しました、第5回門下生発表会の事を記したいと思います。
第1回目から「Tonflügel クリスマスピアノコンサート」と名付けて、開催して参りました発表会。Tonとはドイツ語で「音」、Flügelは「翼」、又、「グランドピアノ」の両方の意味を表す言葉です。合わせて「音の翼」!!出演されます生徒さん達に、ピアノを弾く喜び、楽しみを翼として羽ばたいてほしい、との願いから、会の名前をつけました
ところで、いつもは同じSAYAKAホールの中でもコンベンションホールで、年に一度、このクリスマス前の時期に開催している発表会、今年は5回目という事で、小ホールで開催しました
そしてそして…ピアノはなんと!!スタインウェイのフルコン
又、多くのお客様がお越し下さいまして、盛会となりました。
これもSAYAKAホールの音響、照明ほかスタッフの皆様、調律師の方、当日、お手伝い下さいました生徒さんOGの彩ちゃん(音大受験前、聴音・ソルフェージュのレッスンをさせて頂いていました。今は音大を卒業され、立派なピアニストになられ、演奏活動をされておられます。)をはじめ、お力添え下さいました皆様のお蔭と、深く心から感謝致しております。
本当に有り難うございました。
ピアノの音がポーンと伸びて響いていくホールで、そして本番前日の夜に、温かでクリアな音色に調律師の方にして頂きましたスタインウェイのピアノで…最高の条件での発表会となりました。
本格的なコンサートホールでの演奏は初めての生徒さんも多く、みんなドキドキしたのではないでしょうか?
リハーサルでは、緊張してかたくなってしまっていた生徒さんもおられましたが、本番では一変、日頃の練習の成果を発揮 綺麗な音色で…情熱的に…歌うように…温かく…時に激しく…、みんなそれぞれお一人おひとりの個性が発揮された最高の演奏だったと、舞台袖から応援しながら感じていました。
第1部はソロ、第2部は4手連弾、6手連弾の演奏だったのですが、連弾ではまるで一人で弾いているように聴こえてきた組みもあり、指導している私も嬉しびっくりでした。
小ホールでの会という事で、照明にも工夫を凝らしました。
第1部のソロの演奏の時には、曲のイメージにあった色を背景の壁に照らして頂き、第2部では、曲それぞれに合った絵を…小さな生徒さん達の連弾で「こぎつね」を演奏される時には、頭に葉っぱをのせたこぎつねの絵を…、大きな生徒さん達の連弾でブラームスのハンガリー舞曲を弾かれる時は、男の子と女の子がハンガリーの民族舞踊を踊っている絵を…などを、事前にパソコンで作成し、照明さんにやはり背景の壁に映し出して頂くように打ち合わせでお願いしました。
この連弾の部の絵の作成に関して、私は初めてだったのですが、いつもお世話になっております音楽愛好家協会「こんごう」さんの代表をされておられます方の娘さんに、パソコンでの作成の仕方を教えて頂きました。
本当に有り難うございました。
ご両親様から、発表会が終わって「楽しい、思い出に残る発表会でした」「子ども達も、存分に力を発揮できたと思います」との嬉しいメールを頂きました。
私こそ、生徒さん達の本番に到るまでの頑張り、本番当日の心のこもった演奏、可愛い笑顔から大きな喜びと感動を沢山たくさん、頂きました
みんな、本当に有り難う!!!!!
これからも、音楽をする喜び、楽しさを生徒さん達みんなに伝えていきたく、指導に邁進していきたいと思っています
写真は、講師演奏後に生徒さん達、生徒さん達のお母様方から頂きました素敵な花束とプレゼントです。お心のこもったお花束とプレゼントを、本当に有り難うございました。
すっかり春ですね
道の途中で、菜の花が咲いているのを見つけました
「ああ~、春~」と思いながら、ステージに直行
今日は、ヒルトンプラザイースト アトリウムコンサートで「偉大なる作曲家の軌跡」と題して、ピアノソロで演奏致しました。
お聴き下さいました皆様、スタッフの方、本当に有り難うございました。沢山の方々がお聴き下さいましてとても嬉しく、又、スタッフの方には温かいお心遣いを頂き、皆様に心より感謝致しております。
今日のプログラムは、
1.平井康三郎 作曲 幻想曲「さくら さくら」
2.ドビュッシー 作曲 組曲「子供の領分」より ゴリウォーグのケークウォーク
3.ショパン 作曲 夜想曲 第20番 遺作 「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
4.ショパン 作曲 マズルカ 第37番 変イ長調 Op.59-2
5.シューマン 作曲 幻想曲 ハ長調 Op.17 より 第1楽章
でした。
( トークをしながらのコンサートです!)
今回、最も苦労したのがショパンのマズルカ 恥ずかしながら、人生初のショパン マズルカでした
今まで何度も演奏したい!と思いながら、避けてきてしまったのは、その難しさから…。マズルカは、ショパンの祖国 ポーランドの民俗舞踊なのですが、「ポーランド人の魂」とまで言われる、このマズルカに手を出す事を今まで恐れていました。映像で見た事はあっても、踊った事もないし、そのリズム感、そしてショパンの想いを自分が表現できるのかどうか、何だか不安で…。つまり…逃げてきていたんです…
ポーランドの有名な教授が「同じポーランドの民族舞踊でも、ポロネーズを上手く弾く人はいるが、マズルカを上手く弾く人はなかなかいない…」と、ある講座を聴講した時に言われていて、更に気持ちが臆病に…。
しかし…しかしだ 日本の演歌を、まるで日本人が歌うように素晴らしく歌う外国の人だっているじゃないか
…という事で、一念発起して勉強を始めました。
もうどう弾いたらいいのか…かなり悩みましたが、今日、実際に演奏してみてやっぱり難しかったなあ… 作品59のマズルカは3曲あるのですが、3曲共、勉強しようと思っているので、今度、マズルカを演奏する時は3曲共、弾けたらいいなあ、と思っています。更に、勉強を続けます…。
ところで…
今日は、コンサートでの演奏、そしてもう一つ、とっても嬉しい事があったんです
第1ステージの後、高校の時、同級生だった方が声をかけて下さったんです
もう嬉しびっくり
何と二十数年ぶり
高校生だった当時、私は腎臓を患っていたんですが(大学に入る時に完治し、今は健康ですよ!)、クラスメートだった彼はお医者様を目指していて「医者になったら、樋口さんの病気、治してやるよ!」と言ってくれていたのです。そして私も、「将来、ピアニストになりたいねん!」と、夢を語っていたのですが(ああ、青春やったなあ…)、今日、お聞きしたら、彼はあの時の夢を叶えて、お医者様になられていました 素敵な奥様と可愛いこどもさん達も
とってもお幸せそうで、心がポカポカになりました。
「ピアニストになる夢、叶えたんだね」と今日、その方から言われて、高校生の時に思い描いていた夢を思い出しました。そうやって、ここまできたんだよね。家族や先生方、友達、沢山の方々に支えられて、助けて頂いて…。
これからも、音楽を…ピアノを…大切にしながら生きてゆきたい、と改めて思った、今日のコンサートと嬉しい再会でした。
ターシャさんが撮って下さいました写真です!!いつも有り難うございます
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